腎臓がんの原因と症状
腎臓がん
腎臓がんとは、尿を作り、造血ホルモンや血圧調整ホルモンを分泌する臓器である腎臓 にできる腫瘍の事である。 全てのがんの中でも比較的稀ながんである。腎臓に出来る腫瘍は腎細胞ガンと呼ばれ、尿が通過する腎盂、尿管、膀胱、尿道の一部は移行上皮ガンと呼ばれる。
また、腎臓がんの分類としては他にも、50歳以上に多い悪性腫瘍 と小児に発生するウィルム腫瘍がある。
腎臓には良性の腫瘍ができることもある。
また、腎臓がんでは、遺伝的に発生しやすい家系があることが確認されている。
腎臓がんは初期の小さいうちはほとんど症状がないため早期発見の難しい がんだが、最近では人間ドックや超音波検査により初期段階で見つかるようになってきた。その内の約30%は発見時転移が見られるというデータがある。
腎臓がんの原因
正常細胞が何故がん化するのか?という問いに、未だ正解は出ておらず、腎臓がんが何によってもたらされるかは特定されていない。
国際がん研究機関や 国立医薬品食品衛生研究所の調べによると、腎臓がんの原因としては塩化ビニルの軟化剤であるフタル酸化合物や食品添加物であるアカネ色素や、かびの一種ペニシリウムが原因の一種であると発表している。
腎臓がんの症状
腎臓がんの主な症状は血尿、背中やわき腹の痛み、腹部の腫瘤であるが、これらの症状は必ずしも初期ではあらわれない。
時には体重減少、食欲不振、発熱等の全身症状で見つかる場合もある。また転移した部分の症状で見つかることもある。
また、腎臓の腫瘍が大きくなると、血尿や疼痛の症状が出て、貧血、体重減少などの諸症状があらわれることもある。しかし、腫瘍が大きくなると、リンパ節、肺、骨などの他の臓器に転移しやすいため、注意が必要。